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【焦りは禁物】フリーターでいることの焦りはどこから来るのか?

焦って急ぐ男性

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まぁいいっかと思ってフリーターになった。
理由は特になく、将来のこともそんなに考えていない。
ただ、真面目には働いている。
それなのに、25歳を過ぎたあたりから漠然とした焦りを感じているんだ。

一見、気楽にみえるフリーターの多くが、こんな悩みを抱えています。フリーターでいることの焦りはなぜ、どこから来るのでしょうか?

世間から評価されていないから

働き始めたころは、正社員でもフリーターでも、仕事ができないことに変わりはなし。正社員は、残業を命じられたり、休日出勤をしたり、むつかしい作業を指示されたりはするものの、1日が24時間であることは誰でも同じなので、そこまでの差はないものです。

でも、ふと気づくと、なぜか正社員は評価され、認められているのに、フリーターは、なんとなく馬鹿にされているように感じる。

すごいですね!なんて言われることもないし、ついてきてくれる後輩もいなし、かわいがってくれる先輩もいない、叱ってくれる上司もいない。

できるようになった仕事をただ毎日繰り返すだけ。頑張りたくても、なにをどう頑張ればいいものか・・・?バイトの掛け持ちをして、長時間労働をするくらいしか思い浮かばない。

で、長く働いたところで、誰も尊敬してくるわけではなく、ただ、体を壊すだけ。働いた先に、昇格や昇進などの次のステップもない。

これでは、頑張る気持ちを維持することはむつかしいですよね。そして、将来に対して行き詰まりや焦りを感じるのです。

差別を感じる

服装で判断される人
世の中は平等ではありません。日本は資本主義国家なので、競争の原理で動いています。

お店屋さんでも、たくさん買ってくれるお客様にはたくさんサービスをして、あまり買ってくれないお客様にはサービスも少なくなります。

男女差別や学歴差別もなくそうとはいいつつも、体力差や経歴差によって、違う対応になることはなくなりません。

フリーターと正社員も、任される仕事内容や待遇が違います。

例えば、社員食堂のある会社で、正社員は社員割引で安く社食が食べられるのに、アルバイトは割引はなしという話もききます。

別々の対応をするほうにしてみたら、悪気があるわけではなく、制度上しかたないとか、何気なくそういうルールになっているということも多いわけですが、損をしたと感じる区別が多いフリーターにしてみれば、その都度嫌な気分になって、傷つくものです。

この先の人生も、ずーっと差別されて、損した気分で過ごすのだろうか・・・。

差別から抜け出すためにはどうしたらいいのだろうか?ずぶずぶと埋もれていく蟻地獄から抜け出そうともがいているような気持ちです。これは焦りますね。

同世代の活躍を目にする

就職して働いている同世代が、昇進したり、栄転したり、大きな仕事を任されたり・・・そんな変化を見聞きすると、自分の未来には、そういうものは描けず、なんだか、差をつけられた現実を見せつけられます。

また、フリーターと変わらないと思っていた、音楽などの専門的な職業についた人が、才能が認められたりして、急に、ビッグな存在になったりすると、焦ります。

天才なんて一部の人だけ、と思っていても、ニュースで、同世代のスポーツ選手やバンドマン、タレントなどが活躍していることを知ると、自分はこのままでいいのだろうか・・・と思うものです。

周りが結婚していく

結ばれたカップル
フリーターでいることがなんとなくよくないなぁと思っていても、物事にはメリットデメリットがあるので、「フリーターだって自由に生きられるのは良い点だ」などと自分を納得させてやり過ごすことはできます。

でも、決定的な事実を突きつけられたりすると、ふと我に返るものです。それが、周りが結婚して、結婚式や新婚旅行にいったり、新居を購入したりと大きなお金を使って人生のステップを歩んでいくのを目の当たりにすることです。

収入が少なく将来が不安定なフリーターが結婚しづらいことは事実です。

結婚式や新婚旅行となると、持っているお金の差をまじまじと感じさせられます。高給取りのサラリーマンはヨーロッパ海外旅行や海外挙式など、数百万円をつぎ込むことも珍しくありません。

いつの間に貯金していたんだ?!たった数年の違いで別世界に生きる周囲の知人を見ると愕然としますよね。

また、家を建てたりマンションを購入したりするには、数千万円のローンを組んだりします。

お金を貸してくれる信用というのはフリーターにはありません。「あなたにお金を返せるの?そんな収入ないでしょ?」と社会からノーを突きつけられるのです。

あぁ自分は確実にかけている。周りの人たちが普通に持っているものを自分は持っていないんだ。こんな風に思うとき、大きな不安に襲われどうしたらいいのかと焦るのは当然ですね。

フリーターの焦りは当然

何気なくフリーターになったとしても、時がたつにつれて、不安になり焦りを感じるのは普通のことです。

フリーターにとっては、世の中は不利にできていて、生きづらい世の中となっているからです。

また、生活破たんのリスクも大きい状態にあるため、焦りを感じない方がおかしいです。

焦る気持ちは気づかないふりをして、若い貴重な時間を無駄に過ごすことが一番危険です。

焦りの気持ちは、これからどうすべきかを考えるべきたということを教えてくれているシグナルでもあるのです。

焦りの原因を突き詰める

焦りの原因のほとんどが、「お金・やりたいこと(仕事)」にあります。

  • 生活に十分なお金が無い・将来の貯金ができない
  • やりたいことがわからない・上手くいかない

両方に問題をかかえていると、とても苦しいですね。

解決策としては、どちらかを切り捨てるか、両方のバランスをとっていくしかありません。

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焦りを解消するために

いますぐにはやりたいことが分からないとか、やりたいことはあるけれどしばらくは上手くいかない状態が続きそうであれば、別の働き方に替えるというのも選択肢の一つです。

就職して生活に必要なお金の目途が立つと、自分のことを考える余裕も生まれます。就職したからと言って自由な時間が一切なくなるわけではありませんし、転職する人も珍しくない世の中です。就職は、思っているよりも簡単にできるようになってきています。働き方を変えることは、それほど難しいことではないのです。

焦っているときは物事はあまりうまくいかないようにできています。

早めに決断をして、とりあえず、自分の頑張るべきことを決めましょう。

自分の考えを持って、目の前のことに精一杯取り組めるようになれば、焦りは消えていきます。



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