仕事を辞めたい…新時代の底辺職業一覧と底辺職を抜け出す方法
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世の中には色々な職業がありますが、社会の底辺職と言われ、さげすまされている職業もあります。
底辺職業には就きたくないですし、自分の仕事が底辺と言われているなら、抜け出したいですよね。
今すぐ、現在の環境から抜け出したいなら・・・
転職に活かせる職歴がなくても、フリーターからの未経験でも。
希望の条件を伝えて仕事を紹介してもらえるのが、「就活サイト」です。
「不利な条件で働かされていておかしい!」と感じているならば、今の時代は、特に若ければ若いほど仕事を選べる時代です。
諦めずに行動を起こしましょう。
悪い労働条件だとわかっていても、慣れてくると、感覚が麻痺してきて、よりよい仕事探しをするという気力さえ奪われてしまいます。
オフィスワーク系
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底辺職とはどういう職業?
底辺職と言われる職業の特徴は以下の通り
- 給料が安い
- 危険
- 肉体的・精神的にきつい
- 汚い
- 人気がない・人が嫌がる仕事
- 仕事内容がつまらない
- 人として尊厳を傷つけられる
- 人として扱われない(単なる労働力としてみなされる)
- 労働力ややりがいを搾取される
日本には、労働基準法という、労働者を守るための法律があります。
この法律を守り、働いた分の給料がきちんと支払われ、心と体の健康を保って、明日もまた元気で働く事ができるようでなければいけないはずですが、すべての会社の労働環境をチェックすることは不可能です。
悲しい現実として、底辺職には、こんな法律お構いなしの実態があります。
底辺職業一覧
ネットの2chなどでは、どの職業が底辺職かで、度々盛り上がっています。
自虐的に、自分こそ底辺職だと嘆く人や、あんな底辺職だけはやりたくないと見下す人など様々です。
そこで名前が挙がる職業をまとめてみました。
- トラック運転手
- タクシー運転手
- 工場勤務
- 土方・工事現場
- 介護
- 飲食業
- 派遣IT
- 営業
- コンビニ店員
- 警備員
- 産業廃棄物処理
- 農家
- 漁師
- 看護師
- 保育士
- 風俗嬢
- 新聞配達員
- ビル清掃員
- アニメーター
- パチンコ店員
- ネットカフェ店員
- ガソリンスタンド店員
- ゲームセンター店員
身近な職業がたくさんあります。あなたの職業はありましたか?
私の体験した底辺職業2選
私の経験から、2つの底辺職を紹介します。
一つ目は、IT系下請け。2つ目は建築現場作業です、両方とも、上の底辺職業一覧にありますね。
まず、IT系下請け作業についてですが、徹夜が多くて体力が消耗されることはもちろんですが、発注会社のいいなりになっている上下関係がひどかったです。
言われた通りの作業をしても相手の気分次第で指示内容が二転三転し、どれだけ作業が増えてももらえるお金は変わりません。
これぞまさに奴隷契約です。
しかも、現場は、このおかしな指示体系に疑問をもつことすらできなくなっていて完全に思考停止状態。
ヘコヘコ頭を下げて、感情を殺してひたすら作業をつづける日々・・・。そして、出来上がるのはへんてこな制作物・・・。本当に不毛な作業でした。
それから、別の意味で底辺職だったのが工事現場仕事です。
これは、私の夫の話なのですが、短期バイトで知り合いの建築屋さんにて建設中の現場仕事の手伝いをさせてもらった時の事です。
手軽にお小遣い稼ぎをしようとしたのが悪かったのかもしれませんが、雇用契約もしていない状態で、命綱なしでの高所作業を強要されました。
一歩足を踏み外せば大けがをすること間違いなし。へたすれば死の危険もある作業を、素人にやらせたとのこと。
1日数千円の日当をもらうために、何の保険もなく命の危険にさらされるなんて・・・これぞ底辺職です。
新しい時代の底辺労働
労働には、体を使う肉体労働(ブルーカラー)と、頭を使う頭脳労働(ホワイトカラー)があり、いままでは、肉体労働こそが、底辺仕事という考え方をされていました。
しかし、仕事によるストレスが社会問題化して、ホワイトカラーに従事している人の中にも、うつ病を発症する人が増加してきたことなどから、新たに、感情労働というカテゴリーが登場しました。
感情労働とは、「人間の感情に労働の負荷が大きく作用し、労働が終了した後も達成感や充足感などが得られず、ほぼ連日、精神的な負担、重圧、ストレスを負わなければならない」という特徴があります。(Wikipedia 感情労働より)
感情労働の具体的な職種は以下です。
- 接客業
- オペレーター
- 広報
- 顧客対応
- クレーム処理
- 教師
- 保育士
- 介護職
- カウンセラー
- ITエンジニア
主に、人を相手にする仕事が感情労働にあたります。
自分の感情を押し殺さなければいけない仕事が、新しい時代の底辺職と認識されてきているようです。
感情労働に就いていて辛い人は、工場系の体を使う仕事のほうが向いているかもしれません。
今の時代は、工場勤務といっても、労働環境や給料のよい仕事も色々あります。
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一方、感情労働にあたる介護職などでも、仕事の探し方によっては好条件の仕事もあります。
介護の仕事について詳しくはこちらの記事でも書いてます。
⇒【介護の仕事】介護士になるには?
底辺職を避けるには
どんな仕事を底辺職と考えるかは、その人の価値観によって変わってきます。
体力に自信がある人は、肉体労働の辛さはなんともないかもしれません。
勉強が得意で、毎日のように本を読んで知識を増やす努力が苦ではない人は、長時間の頭脳労働を楽しめるかもしれません。
人の気持ちが分かる人は、感情労働においてこそ、やりがいを感じられるかもしれません。
どんなことが我慢できないか?は、人によって違います。
つまり、世の中のいわゆる「底辺職」が、自分にとっての「底辺職」とは限りません。
私の場合は、「指示内容が人によって変わる意味のない作業と、命の危険がある仕事」が底辺職業だと感じていおり、肉体労働の中でも、持久力・細かい作業・繰り返し作業はOKです。なので、工場勤務仕事はまったく底辺職とは思いません。
私は運動神経が鈍いので、運転系の仕事は自分には向いていませんが、だからこそ、重機の運転や機械操作ができる人をカッコイイと思います。
仕事って、やってみると、意外と楽しかったり・尊敬されたり・頼りにされてうれしかったり・上手くできて自分に自信が持てたりするものです。
自分にとって、「これだけは我慢できないもの」を明確にすれば、自分にとっての底辺職業は避けることができます。
いちがいに、工場系はなし・営業職はなし・介護はやだなどと決めつけているのは、もったいないです。
底辺職業から抜け出す方法
就職してみたら思っていた仕事内容とは違ったということはよくあります。
自分の仕事が底辺職だと感じたら、早めに辞めたほうがよいでしょう。なぜなら、職業は他にもたくさんあるからです。
ご紹介した底辺職に対する考え方を参考にしてもらって、自分に合った職業探しをするしか、抜け出す方法はありません。
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会社組織の中に入ると、良くも悪くも環境に慣れてきて、考え方が洗脳される部分があります。
酷い労働環境なのに、「我慢するしかない」などと思考停止状況になる前に、抜け出す準備を始めるべきです。
具体的には、早めに転職準備をしましょう。仕事について調べたり就活サイトに登録したりすることは、今の仕事を続けながらでもできます。
退職する準備が整ったら、退職届を用意して毅然とした態度で伝えればよいだけ。ブラック企業なので辞めさせてくれないといった場合もありますが、労働基準監督署に相談する方法もあります。
人生は、自分で選択して切り開いていくものですから、困難があっても一つずつ乗り終こえていくしかありません。
自分の人生なのですから、底辺職でくすぶっている状態を抜け出し、自分にとっての「いい仕事」を見つけましょう。