「就活失敗したから死ぬしかない」そこまで悩む必要はない4つの理由

悲しくて空を見上げる女性

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「就活に失敗したから死ぬしかない」そう思い詰める人は珍しくありません。

「もうだめだ。」「死にたい。」「どうしたらいいの。」「辛い、苦しい」こんな風な堂々巡りになる前に、ちょっと考えてみてほしいことがあるのです。

それは、死ぬしかないと思う理由についてです。

論理的に考えてみると、辛い気持ちの理由がもっと別のところにあることが分かるでしょう。

就活失敗を理由とした自殺者数

警察庁が発表したデータによると、就活失敗を理由とした自殺者の数と推移は、以下のようになっています。
警察庁 生活安全の確保に関する統計等

【平成28年の自殺者数について】

合計
就職失敗を理由とする自殺175人28人203人
自殺者2111人1226人3337人
平成25年274人
平成26年260人
平成27年230人
平成28年203人

【就職失敗を理由とする自殺者数の推移】

就職失敗を理由とする自殺者数の推移の表

1年間に交通事故で亡くなる人の数がだいたい4000人なので、それなりに高い数字になっているということはできるでしょう。

しかし、推移をみると、徐々に減ってきています。

人口減少による人手不足で、就職がしやすくなったことも理由の一つですが、「死ぬほどのことでもないな」と考える人も増えてきているのではないでしょうか?

就活失敗して辛い人たちの声

とはいっても、就活失敗して死ぬしかないと思い詰める人はたくさんいます。そんな声を集めてみました。

ネットで検索してみたところ、就活失敗して辛い気持ちを吐露するたくさんの書き込みがあふれていました。

どこにもやり場のない思いをネットに書くことで何とか踏ん張っている人がいかに多いかという現実が分かります。

なぜ就活失敗は駄目なのか?

就活に失敗すると、なぜそこまで思い詰めてしまうのでしょうか?

その原因は、学生までの評価基準と就職における評価基準が正しく認識されていないところにあります。

学生までは、偏差値のより高いところに入学できると、なんとなくよいとされてきました。

時々、入学しても授業に興味が持てなくてドロップアウトする人はいますが、基本的な学力があれば問題解決していけることも多いでしょう。

しかし、就職となると、「いわゆる成功」は内定をもらったときにはわかりません。

本来の就職の成功とは、自分に合った仕事についてイキイキと働けて、人生を楽しく過ごせることだからです。

でも、就活をしている若い世代にはそういう考え方はまだ難しくて、なかなかできるものではありません。

実際に働いてみて、辛い経験や嬉しい経験を積み重ねて、はじめて、自分にとってどういうものがよいものかが、なんとなく見えてくるのです。

大人は、そういうことは分かっているはずですが、他人や自分の子供の事となると、有名企業にないること、給料の高い会社に入ることを安易に望みがちです。

そういう企業に入ることが自分にとって本当に幸せなことである人はごくわずかです。

自分に合わないことを望まれて、それが駄目だと否定されて、板挟み状態になるのは辛いですね。

多様化が認められつつある世の中なのですから、新卒が大量に採用される慣習自体が時代に逆行しています。

変化しつつある過程なので、気持ちがついていっておらず、終身雇用制が成り立っていた時代の「有名企業のサラリーマンになれるのがベスト」という古い価値観とのギャップで混乱してしまうのでしょう。

就活失敗は、駄目なことではなくて、「あなたに合う企業は、もっと違う探し方をしてみるとよいですよ」という単なるサインではないでしょうか。

就活失敗で自殺することに関する私の考え

ビジネスウーマン
私自身、就活では苦労しました。ちょうど、就職氷河期と呼ばれる時代の真っただ中で、いまほど、就活のやり方も整っていませんでした。

よく分からないまま、何社も訪問して、面接や試験を受け、ほとんど撃沈。

結局、東京の中小企業から内定を貰えましたが、3年ほどで退職し、派遣社員、起業、個人事業と働き方を変えてきました。

もともと、人と比べない考え方をするほうではありましたが、なんだかんだで働き続けて、生きています。

就職先が違うと、仕事内容も収入も生活も違ってきますが、生き方は、人それぞれ。

自分には、この働き方が合っていたのだろうと思っています。

エリートコースにのれて、高給取りになってセレブな人生も素敵ですが、そういう生活にもそれなりに辛いことはあるでしょう。

就活で落とされると、人格を否定されたように感じ、社会で必要とされていないのだと傷つきますが、だからと言って「死」に直結はしません。

人生には、もっといろいろな出来事がありますので、たかが就活ごときで、人生そのものを終わらせてしまうのは、なんとももったいないと考えています。

そこで、「就活に失敗したからって死ぬことはない」と考える理由をまとめてみました。

理由1:働き始めてからわかることのほうが多い

失敗して頭を抱え込む男性
入社してもすぐに辞めてしまう人がいることや、転職経験がある人が多いことは知っているでしょう。

気に入って入った会社でも、「こんなつもりじゃなかった」と期待を裏切られることは多々あります。

また会社員には、転勤・配置換え・仕事内容の変更はよくあることです。

これらが変わると、人生もガラリと変わります。

つまり、会社から内定を貰えたからと言って、明確に決まったことなどほとんどないのです。

理由2:会社員は一生安泰ではない

昔は、サラリーマンになれば定年までくいっぱぐれることはないという時代もありました。

でも今は、大手有名企業が倒産しても珍しくない時代です。

ボーナスカットや減給も当たり前。リストラも珍しくないですね。

サービス残業や休日出勤があったり、ブラック企業と呼ばれる厳しい労働環境もよくあります。

入社してすぐは良い環境であっても、いつ状況が変わるかもしれません。

もはや、サラリーマンであっても、安定しているとは言えない状況です。

つまり、大変な思いをして就活戦線を勝ち抜いて会社員になる価値が少なくなっているともいえるかもしれません。

理由3:いつでも就職できる

スーツ姿の男性
既卒。第二新卒・フリーターから正社員になるなどのキャリア変更は珍しくない世の中になってきました。

昔であれば、転職なんてするのはかなり珍しい訳アリ人に見られましたが、今時は、たいして珍しいことではありません。

仕事をしていなかった時期に何をしていたか?とかなぜ就職しなかったか?などの理由は聞かれますが、それほど特別なこととして疑惑の目を向けられることはないでしょう。

気力と動ける体があれば、いつでも就職活動をして新しい職を得ることはできるのです。

理由4:つまづきがあって人は成長できる

人生においてうまくいかないことがあると、人は立ち止まって考えます。

やり方を工夫したり、考え方を改めたり・・・それによって、成長できるのです。

すべてうまくいってしまうと、傲慢で、いつも同じやり方で、自分は常に正しいと勘違いした嫌な人間になってしまうかもしれません。

おごり高ぶったときの失敗のほうが、20代の就活失敗よりも、よっぽどダメージが大きいものです。

若いうちに失敗を経験しておくと、うまくいかなかったときにどうやって乗り越えるのか?という力がつきます。

誰だって、人生においてうまくいかないことは何回も訪れるので、そういうときにどうすればいいかだけわかっていればいいのです。

いいことが何一つなくて、ダメなことが続くなんて、絶対にありえませんので、大丈夫です。

助けを求めればいい

PCを見て悩む女性
就活失敗しても死ぬほどのことではないにしても、生きていく為には仕事をする必要があります。

では、どうやったら就職できるのでしょうか?

自分一人で就活をしていると、うまくいかないことはありますが、それはほとんどの場合、根本的なやり方が間違っているからであって、あなたの人間性が悪いわけではありません。

なので、正しい就活のやり方ができれば、就職先は見つけられます。

今の時代には、就活支援サービスがあって無料で利用できるので、使わない手はありません。

間違いに気づくと、「なんだ、こんな簡単なことだったのか」と拍子抜けするようなこともあるでしょう。

一生懸命やっているのに上手くいかない時の原因とは、そんなものです。

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