【ミニマリストの家具とお金】家具を捨てる料金6480円
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ミニマリストを目指して、また一つ大きな家具を手放しました。
今回は、部屋をスッキリさせたくて、自ら「手放したい!」と熱望していたわけではなく、成り行きで、手放すことになりました。
それなのに、6480円の料金がかかりまして、なぜ、そんなにお金がかかったのかという理由と、それでも手放そうと思った心境についてまとめてみました。
手放した家具はテーブルです
今回手放すことにしたのは、昇降式のダイニングテーブルです。 大きさは、縦横110cmかける60cm。 高さは、ひざ下から腰位までの好きな高さに上げ下げできます。
購入したのは10年程前で、 しっかりとしたテーブルがほしくて色々と探しており、家具屋さんでたしか、5万円ぐらいしたと記憶しています。
当時は、リビングをソファーダイニングスタイルにしており、食事をする時は、普通のテーブルの高さにして、 食後にソファーで横になってテレビを見たりするときには、サイドテーブル位の高さにして、便利に使っていました。
昇降テーブルって、すごく便利なのに、なんで、いまいち普及していないんだろう・・・ なんて思っていたのですが、 もしかしたら、多くの人は、捨てるのにお金がかかることを知っているからっだったのでしょうか?
私は、ごく普通の家具屋さんで購入した家具が、捨てるのにこんな特殊な扱いをされるとは思ってもいませんでした。
テーブルを手放すことになった理由
というのも、今回、夫の仕事場にちょっとしたテーブルというか台を置く必要ができたとかで、 使っていないなら昇降テーブルを引き取りたいと言われまして 私としては、自分が食事をする時に使っていただけなので、あればいいけど、なくても、パソコンデスクを食事と兼用にしてもいいので、 どうっちでもいい・・・という心境だったんです。
モノが減るなら、この機会に手放してしまえば楽かな~位の気持ちです。 手放したくなったら、いつでも粗大ごみで500円位払えば処分してもらえるし・・・・と。 ですが、先日動画でアップした通り、車のトラブルがありまして、 テーブルを運べなくなってしまいました。
簡単に運べないなら、運搬費用や手間暇をかけてまで欲しいテーブルではないんです。 10年程立っているので、テーブルの表面には傷がたくさんついています。 リメイクシートを貼れば、自分たちが使う分にはよいですが、人に譲ったりするにも、古すぎるかなといった感じです。 なので、もう地域の粗大ごみ収集で回収してもらおうということになりました。
粗大ごみとして家具を捨てる
ということで、粗大ごみ回収の申し込みの電話を掛けたのですが、 何気なく、「テーブル1点の回収をお願いします!高さが調整できるようになっている白いテーブルです。」といった所、 担当してくれた方が、おそるおそる、こんな質問をしてきました。
「そのテーブルって、油圧式ではないですか? 実は、私も同じようなテーブルを回収してもらおうとしたところ、持って行ってくれなかった経験があるんです」 と。
私としては、「油圧式?なにそれ?普通のテーブルだから・・・多分、大丈夫じゃないのかな?」という感じだったので、いったん折り返すことにしました。 で、よく調べてみたら、 油圧式の昇降テーブルでした。
油圧式とは、油の入ったピストンによって、小さな力で大きな力を発揮する仕組みです。 これによって、テーブルの重たい天板を楽々上げ下げできるようになっているというわけです。 この油圧式のピストンの中に入っている油が簡単には処分できないモノらしく、地域のごみ回収では扱っていないとのことでした。
以前に、オイルヒーターを手放そうと思ったときも、同じような扱いだったことを思い出しました。 公共サービスでなんでもやってくれるわけではないことって、いがいとあるんですね。 ちょっと特殊なことは、お金を払って民間サービスでやってもらうしかないようです。
ということで、回収をしてくれる業者を紹介してもらい、 電話を問合せしたところ、すぐに見積もりを出してくれて、1週間ほどで回収してもらえる運びとなりました。 その料金が、6480円だったということです。
家具を捨てるのは大変でお金もかかる
今回依頼した業者さんは、リサイクルや業務用のゴミ処理を扱う会社で、ゴミ収集車位の大きなトラックで家まで回収に来てくれました。 引き渡しの流れとしては、体格のいいお兄さんが、ひょいとテーブルを担いで、トラックに積み込み、 粗大ごみ回収代として料金をお支払いして、一瞬で、引き取ってもらうことができました。
このテーブル、けっこう重たくて、マンションの4階から車に積み込むために運ぶのにかなり苦労したのですが・・・ もう、大きな家具の扱いとかって、プロにやってもらわないとできないことが多いですね。 ちょっと自分の無力さを感じました(^^;)
それから、粗大ごみの処理で、1点6480円というのも、地味にそこそこの値段がかかるなぁという印象です。 わざわざ取りに来てもらうことを考えたら安いですが、 買う時の商品の値段に6480円+手間暇が上乗せされると考えると、 はたして、それでも、このテーブルを買おうと思ったか・・・ モノを手放すことにお金がかかる時代であることを、実感しました。
また、お金を払ってモノを手放すなら、メルカリなどで欲しい人を探せばよいのでは? という方法もあるかと思います。
でも、無料でテーブルをお譲りしたとしても、処分する時に6000円位かかるとすると、 実質、6000円の中古テーブルという事になります。 壊れているところはありませんが、10年の使用感がある中古テーブルを 6000円だしてまでもらってくれる人がいるとは思えませんでした。
また、どなたかに使ってもらう場合、 手放すときに、適切な業者に引き取ってもらうことができず、例えば、 粗大ごみに出したのに持って行ってくれない・・・というケースになりやすいアイテムという気もしたので、 購入した自分が、責任をもって処分するところまで見送りたい気持ちになりました。
私自身も、たまたま、粗大ごみの申し込みの際に、ただのテーブルと言わずに、「高さの調節ができる」と言ったことで、 今回、スムーズに適切な処分方法にたどり着けました。
もし、電話口で、粗大ゴミ回収の担当者さんが、機転を利かせてくれなければ、 私は、知らずに粗大ごみとして収集場所に出し、 回収の人がそれを持って行けず、 テーブルが収集所に置き去りとなり、 「なんで回収してくれなかったのか?」などのやり取りをし・・・ ちょっと面倒なことになっていたかもしれません。
そんな手間暇がかかってしまったとしたら・・・本当に、大きな家具の扱いって、大変ですね。
ただし、住んでいる地域によって、ゴミ収集の方法は違うので、私のケースが参考にならない場合もあるかと思います。
大きな家具を手放す際は、お住まいの地域の市役所などに相談してみてください。 今回、私は、油圧式という、思わぬところで、特殊な扱いとなり、処分方法が分かれる結果となりましたが、 同じように、意外なところで、ごみ排出のルールが異なることはあるかもしれません。
行政で取扱いできないモノでも、担当の人が同のようにすればよいかの相談には乗ってくれると思いますし、 今回のように、業者を紹介してくれたりはしますので、親切に対応してくれるのだなぁと、安心しました。
また、昇降テーブルを持っている人は少ないかもしれませんが、健康器具やトレーニングマシンなどにも油圧式のものはありそうです。 持ち物を手放す際の参考にしてもらえればと思います。